和解・癒やし財団解散通知に韓国政界「歓迎」…韓国党だけ「慎重期すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.27 07:59
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が安倍晋三首相と会って和解・癒やし財団の事実上の解散を示唆すると、26日、韓国政界が全般的に歓迎の声をあげた。ただし、自由韓国党は韓日関係を考慮して慎重を期すべきだとの立場を明らかにした。和解・癒やし財団は、2015年12月朴槿恵(パク・クネ)政府が締結した韓日慰安婦合意によって設立された財団だ。
共に民主党の朴ギョン美(パク・ギョンミ)院内報道官はこの日、書面ブリーフィングを通じて「新政府が樹立してからも厄介な問題だった和解・癒やし財団がついに公式解散という運命を迎えた」とし「朴槿恵政府の代表的な外交積弊である2015年12・28韓日慰安婦合意はこれで全面廃棄されたも同然だ」と評価した。
朴院内報道官は12・28韓日慰安婦合意について「外交文書の公式用語としては到底納得できない『最終的かつ不可逆的』という単語で国民の首根っこを押さえたかと思えば、算出根拠もない10億円という日本政府の金を突然受け入れて速戦即決で設立された」とし「今からでも和解・癒やし財団が公式に解散し、韓日慰安婦合意が廃棄されるよう願う」と求めた。