北朝鮮「寧辺核施設を廃棄」…米国「すべての施設を査察」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.21 14:53
9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言を受け、止まっていた韓半島(朝鮮半島)非核化の時計の秒針がまた動き始めた。時計の針がこのまま進むのか、それとも逆に動くのかは、再開される米朝核交渉にかかっている。進んだり停止したりを繰り返す可能性もある。北朝鮮の非核化と米国の非核化は依然として異なる部分があるからだ。
「金正恩(キム・ジョンウン)式非核化案」に対する米国の最初の反応は悪くない。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩国務委員長は共同宣言の合意文を通じて非核化措置の種類と順序を提示した。▼北朝鮮がまず関係国専門家の参観の下で東倉里エンジン試験場およびミサイル発射台を永久的に廃棄し▼米国が6・12セントーサ共同声明の精神に基づき相応の措置を取れば▼北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)核施設の永久的廃棄のような追加の措置を取る用意がある--というのが骨子だ。