11月に韓国離れるブルックス連合司令官「終戦宣言関連で米国の指針受けていない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.17 09:41
ブルックス韓米連合司令官兼在韓米軍司令官は終戦宣言と関連し、「本国からいかなる指針も受けていない」と答えた。ブルックス司令官は14日に韓米同盟財団と在韓米軍戦友会が主催した韓米同盟晩餐会で中央日報の記者と会い、南北が終戦宣言をする場合に対する質問を受けこのように答えた。彼は「もし終戦宣言がなされるならば国連軍司令部の役割は変わるだろうか」との質問に「何も変わるものはないだろう」と断言した。これは北朝鮮の実質的非核化措置がなされない限り休戦状況の責任を負う国連軍司令部の任務がそのまま維持されるという趣旨と分析される。
軍消息筋によると、ブルックス司令官は年内に韓国から離任する。ブルックス司令官の後任はロバート・エイブラムス陸軍大将だ。ある消息筋は「米上院軍事委員会はエイブラムス候補に対する人事聴聞日程を25日に決めた。議会聴聞会の手続きは1カ月以上かかるだけにエイブラムス候補者は11月ごろに韓国に赴任しブルックス司令官と交代する見通し」と話した。