<野球>元中日・李鍾範の息子、ロールモデルはイチロー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.11 15:56
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1995年の韓日スーパーゲームで会った李鍾範(イ・ジョンボム、左)とイチロー。2人は94年、ともに打率4割に挑戦したほど「野球の天才」と認められていた。(中央フォト)
李鍾範(イ・ジョンボム、48)は自分と似ている長男が野球をすることに反対した。日本の中日ドラゴンズでプレーしていた1998年、致命的なひじのけがで苦しんだ当時に生まれた息子だったため、なおさら反対したのだろう。息子がゴルフ選手として成長することを望んでいたが、血は争えない。息子はついに光州(クァンジュ)ソソク小学校の野球部に入った。この時、息子に李鍾範がした助言は一つ、「左で打て」だった。
李鍾範は鉛筆も箸も左手で握る。幼い頃、左利き用のグローブがなかったため、右手で野球をした。もし李鍾範が左打者だったなら打率4割、200安打(ヘッテ時代の1994年、打率3割9分3厘、196安打)を達成していたかもしれない。それで右利きの息子にその言葉だけを伝えた。