トランプ氏の要請通り、特使団の訪朝結果をホワイトハウスに即刻通知
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.06 09:07
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が率いる北朝鮮特使団が5日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長に手渡し、ひとまず基本的な任務は果たした。膠着状態に陥っている米朝間非核化交渉の今後の運命は金委員長の本音を伝え聞いたドナルド・トランプ米大統領の選択に委ねられている。
親書には、文大統領が特使出発前日の4日夜、トランプ大統領と50分間の電話会談で話し合った内容も反映されたという。薄氷板を進んでいる米朝首脳が文大統領を通じて間接対話を行ったといえる。文大統領は親書を通じて北朝鮮が非核化初期措置に真剣に臨む必要性などを強調したと伝えられた。青瓦台は訪朝結果を米国に直ちに説明すると明らかにした。