「人生のリセット」狙う…学閥・資格ではなく可能性重視の日本就職が韓国でブーム(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.29 09:47
日本就職過程で最も重要な手続きは面接だ。多くの日本企業が重視する資質は「活力」と「熱意」だという。活気にあふれる姿とあわせて、日本企業に必ず就職したいという願いを積極的に表現するのが重要だということだ。実際、日本現地の調査結果、大学の成績や出身大学を重視すると答えた企業はそれぞれ1.9%と4.2%に過ぎなかった。反面、コミュニケーション能力と躍動性が重要だという比率は60.4%と37.7%に達した。韓国で重視されるスペックが日本企業ではそれほど重要ではないという意味だ。
これに関連し、留学生支援ネットワークの久保田学・事務局長は「韓国人の場合、自ら『明るい性格で責任感とチャレンジ精神もある』というふうにさまざまな長所を自慢しようとするが、このように話すと、日本人面接官を戸惑わせてしまい良い印象を得られない」と指摘する。つまり、「正確にどのような性格なのかひとつで説明し、これに合う具体的なエピソードを紹介するほうが良い」ということだ。「韓国内に雇用がなくて志願した」というような回答は絶対に禁物だ。だが、素直さとともに日本人特有の融和的で全体を重視する態度も要求しているため細心の注意が必要だ。