韓国でしか流行しない衣類管理機、サムスンも発売(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.22 15:33
衣類管理機は実際、消費者に馴染みのある家電製品ではなかった。LGエレクトロニクスが2011年に初めて発売した「スタイラー」も発売当時は大きな人気を呼ぶことができなかった。100万ウォン(約9万8000円)をはるかに超える価格に、アイロンやクリーニング屋を完全に代替できる製品でもないためだ。
衣類管理機が注目され始めたのは粒子状物質・黄砂などが生活の問題として位置づけられ始めてからだ。サムスン電子の調査によると、「粒子状物質などの問題で衣類管理機が必要だ」と答えた消費者が2015年には10%しかなかったが、今年の調査では54%へと大きく増加した。サムスン電子が一歩遅れて市場に合流したのも衣類管理機市場が爆発的に大きくなるだろうと判断したためだ。