中国旅行客が選ぶ最も親近感のある国1位は日本…韓国は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.08 06:55
中国人の海外旅行が変わった。20~30代の若者旅行者を中心に、従来の格安パッケージ観光、ブランドショッピングから一歩出て、現地文化を積極的に体験して高級宿舎を好む現象が顕著になっている。旅行先は韓国のように近くて安いアジアよりも北米や欧州が人気を集めていることが明らかになった。
米オンラインホテル予約サイト「ホテルズドットコム」は最近、「中国人海外旅行報告書(CITM)」を発表した。1億3000万人以上(2017年)が海外に出かける中国が世界に及ぼす影響を分析した報告書だ。今年は過去1年間で海外旅行経験のある中国人3047人(18~58歳)を対象に調査を進めた。
回答者が最も多く訪問した国は1位日本、2位香港、3位米国、4位フランス、5位オーストラリアだった。2017年調査で5位に入っていた韓国は7位に順位を落とした。このランキングは中国人が実際に多く訪問した国の順位ではなく、ホテルズドットコムのアンケート結果だ。2017年中国人が多く訪問した国家は1位香港、2位マカオ、3位台湾、4位タイ、5位日本だった。韓国は7位だった。中国人が「歓迎を受けている気分になる国」ランキングもあった。昨年の結果は、1位は日本、2位はタイ、3位は香港、4位は韓国、5位はオーストラリアだった。2017年調査で、タイは1位、日本は2位、韓国は6位だった。中国人訪問客は減ったが、中国人に対する韓国人の親切度はむしろ良くなったという点が興味深い。