【グローバルアイ】トランプの本当の不満=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.03 11:00
2日、ニュージャージー・ベドミンスターで夏季休暇を過ごすドナルド・トランプ米国大統領は気が気でない。遅々として進まない北朝鮮非核化のためでない。11月6日の中間選挙を95日後に控え、自身の経済成績表が支持率になかなかむすびつかないでいるためだ。中間選挙で連邦上・下院を民主党に譲るのはトランプにとっては悪夢だ。2020年の再選挑戦どころか弾劾に向かう高速道路を走ることになる。
1日、英誌エコノミストの調査で、トランプ大統領の経済政策に対する支持率と全体支持率のデカップリング現象は顕著だった。経済分野の国政遂行支持率は45%で「支持しない」(41%)より4%ポイント上回った。先月27日、4-6月期の国内総生産(GDP)成長率が潜在成長率の倍にあたる4.1%だったためだ。市場では今年7-9月期の成長率は5%を超えるだろうという見方まである。世界最大の経済大国・米国の4~5%成長は夢の成長値だ。トランプ大統領は発表当日、ショーン・ハニティー・ショーに出演して「対外貿易赤字を半分に減らせば成長率が8~9%に達する」と述べて大風呂敷を広げた。