韓経:「通貨危機より深刻」…ソウル店舗賃貸物件30%急増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.23 11:32
ソウル地下鉄2号線「江南(カンナム)駅」の地下商店街で13年間にわたりフランチャイズ化粧品ブランド「エチュード・ハウス」店舗を経営してきたAさんは1カ月前に廃業した。増える費用に対応できなかったからだ。Aさんは「60平方メートル店舗の月賃貸料が1500万ウォン(約150万円)だが、最低賃金の上昇でアルバイトの人件費負担まで増えた。中国人観光客がすぐに戻ってくる雰囲気もなく、店をあきらめた」と話した。
江南駅一帯でAさんのように店を閉めようとする自営業者が増えている。付近の不動産仲介士は「権利金2億-3億ウォンだった江南駅一帯の店舗が最近は権利金なしで出てきている」と現場の雰囲気を伝えた。