韓経:【社説】国内外で急ブレーキ、危機の現代車
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.27 13:09
現代自動車が昨日、上半期の実績を発表した。売上高は47兆6740億ウォン(約4兆7600億円)、営業利益は2兆5952億ウォン、当期純利益は2兆3193億ウォンだった。売上高は前年比1.4%増えたが、営業利益は16.4%減、当期純利益は34.3%減となった。上半期の実績不振はある程度予想されていたが、実際にふたを開けてみるとはるかに深刻だった。特に4-6月期の営業利益は23.7%減と、1-3月期(-5.8%)に比べはるかに悪化した。
現代車の危機の直接的な原因は販売不振だ。今年上半期の現代車の販売台数は219万7689台と、前年同期比8.2%減少した。国内では1.7%減にとどまったが、全体の80%を超える海外での販売が185万3559台と、9.3%も減少した。何よりも中国・米国市場での販売不振が大きかった。「THAAD(高高度防衛ミサイル)直撃弾」を受けた中国市場の販売台数は30%近く減少した36万1000台で、市場シェアは3%台まで落ちた。上半期の米国市場での販売台数も34万6000台と、7.4%減少した。