遅延率上位5社のうち4社…韓国航空会社への不満が爆発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.16 07:54
#8日、仁川(インチョン)空港から米ロサンゼルスへ向かうアシアナ航空飛行機(OZ204)に乗ったパク・ジンヒョンさん(46)は「飛行機に乗った後、24時間を怒りと恐怖の中で過ごした」と語った。まず出発が遅れた。機内では特に案内がなかったが、パクさんは飛行機に荷物を積んだ客の1人が搭乗せず、この客の荷物をおろすために遅れたことを知った。また、離陸して3時間ほど経過した後、飛行機に問題が発生したという理由で仁川空港に戻った。タイヤの空気圧の警告灯がついたため機長が回航を決めたが、詳しい案内がなく、パクさんはひょっとして事故が発生するのではと不安になった。仁川空港で6時間ほど待たされ、結局、ロサンゼルスに行くのに24時間かかった。
#今月初め、業務のためにトルコとカタールに行ってきたキム・ギジョンさん(51)は出国前、航空会社別の荷物関連案内を受けて首をかしげた。キムさんのスケジュールは大韓航空・トルコ航空・カタール航空・シンガポール航空の4つの航空会社を利用する日程だったが、飛行機の貨物室に積む荷物の無料許容量が大韓航空だけ荷物1個・23キロで、残り3つの航空会社は計30キロだったからだ。トルコ航空とカタール航空は荷物の個数制限もなかった。
大韓航空とアシアナ航空のオーナー一家に対する暴露戦が、これら航空会社のサービスに対する不満に移っている。サイバー空間でよく提起されている不満はこれら航空会社の常習的な遅延だ。数値でも証明されている。中央日報が単独入手した資料によると、今年1月-6月に仁川空港で毎月200便以上の飛行機を運航した22の航空会社のうちアシアナ航空が遅延率(搭乗完了基準予定より15分以上遅延)57.7%で最も高く、大韓航空は56.6%で3番目だった。