韓経:尋常でない外国人の「セルコリア」…韓国の見方変わるか?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.26 10:18
新年を控え外国人の「セルコリア」が尋常でない。どの国より韓国証券市場は外国人の動きによって株価の流れが左右される「ウィンブルドン現象」が激しい。特にサムスン電子、SKハイニックスなど代表企業であるほど外国人の割合が高い。年内に3000ポイント台まで見据えていたKOSPI指数は2400ポイントすら危うくなった。
金融危機後に国際資金の流れはキャリー資金によって主導されてきた。キャリートレードの理論的根拠は「アービング・フィッシャーの通貨価値を考慮した資金移動理論(m=rd-(re+e)、m:資金流入規模、rd:投資対象国の収益率、re:借入国の金利、e:為替相場変動分)」だ。一言で為替差益と金利差を狙って取り引きするという意味だ。