【中央時評】これからは若者を日本にやらなくてはならないのか=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.01 09:20
6月の東京、長袖がそろそろ負担になってくる天気だ。それでも通りには見るだけでも暑い、黒のスーツに身を包んだあどけない表情の若者たちの姿が多く目につく。1日から始まる大企業の面接を受けるため、採用説明会を聞きに行くために行き交う大学4年生たちだ。就職活動をする彼らを「就活生」、彼らがユニフォームのように着ている服を「リクルートスーツ」という。
最近、日本で就職がよくできるということは広く知られている。リクルートワークス研究所によると、企業の来年大卒予定者求人総数は81万4000人。それに比べて求職者は43万2000人で、38万2000人足りない。この不足分は韓国20代の失業者全体数とほぼ同じだ。そのためか、最近は子女の就職問題で連絡してくる知人がいつにもまして増えた。韓国では就職難なので、今からでも子どもを日本にやらないといけないのだろうかという愚痴が大部分だ。