トランプ大統領、米朝会談中止発表59時間後に再推進に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.28 10:09
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が27日、「南北首脳は6・12米朝首脳会談が成功しなければならず、韓半島(朝鮮半島)の非核化と恒久的な平和体制のための我々の旅程は決して中断しないということを確認した」と述べた。文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)春秋館で、26日に板門店(パンムンジョム)北側地域の「統一閣」で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と行った2回目の南北首脳会談の結果を説明し、このように明らかにした。
トランプ米大統領も26日(現地時間)、「我々は6月12日にシンガポール(米朝首脳会談)を検討しているところ」とし「これに変化はなく、会談の議論はうまく進んでいる」と明らかにした。24日に金正恩委員長に会談中止を伝える公式書簡を送ってから59時間後だ。また、ポンペオ米国務長官は南北首脳会談開催後の26日、ツイッターで「注目してほしい。結果はもうすぐ出てくる」とコメントし、米朝間の実務接触で進展がある可能性を示唆した。これを受け、トランプ大統領が会談中止を通知した米朝首脳会談はまた軌道に乗った。南北は米朝首脳会談が危機を迎えると、26日に首脳が会って会談の実現を促す姿を演出した。