【時論】三・一独立運動100周年…タプコル公園の歴史性を蘇らせよう=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.24 14:05
ソウルの中心にあるタプコル公園は塔が重要とみられている公園だが、塔の価値以上の場所だ。高麗(コリョ)時代に建てられた興福寺(フンボクサ)は儒教国家の朝鮮で一般の予想とは別に健在だった。世祖(セジョ)時代に円覚寺(ウォンガクサ)へと名前を変えて周辺200戸余りの民家を立ち退かせて改築するほどの大伽藍を形成した。
現存する円覚寺址十層石塔(国宝第2号)と大円覚寺碑(宝物第3号)の精巧で華やかな佇まいは円覚寺の地位を今に忍ばせる。燕山君(ヨンサングン)時代に閉鎖された後、円覚寺は漢陽(ハンヤン)都城から消えたが、その名前は1908年に誕生した最初の近代式劇場の名前に使われたこともある。