【時論】韓日関係のリセット、これ以上は先送りできない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.05 08:01
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)が地球村スポーツ祭典を越え、韓半島(朝鮮半島)の平和に向けた機会の場を用意して成功裏に終わった。1月初めに始まった南北対話が北朝鮮の大規模な応援団と公演団の派遣、高官級代表団の参加につながり、南北疎通の窓口を開くきっかけを作った。
ペンス副大統領と金与正(キム・ヨジョン)副部長の接触が不発に終わったが、ペンス副大統領が帰国後に北朝鮮との探索的対話の可能性を示唆し、閉会式に来た金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長が対話の意思を表明したことで、朝米対話のきっかけを用意した。南北女子ホッケー合同チーム構成、金与正氏一行に対する過度な儀典をめぐる論争、韓国哨戒艦「天安」事件責任者の金英哲氏の訪問など滑らかでない点はあったが、政府が平昌五輪を通じて北核危機を平和的に解決するための動力を創出しようという試みは一定の成果を出した。