北朝鮮、韓米首脳会談を控えて「外国勢力依存は亡国の道」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.21 15:04
北朝鮮労働党機関紙・労働新聞が21日、「外国勢力への依存は亡国の道」と題した論評を出した。22日(現地時間)の韓米首脳会談のためにワシントン行き飛行機に乗る文在寅(ムン・ジェイン)大統領への間接警告メッセージの性格を帯びていると解釈される。
労働新聞は論評で「他人への依存心は民族を卑屈かつ無気力にし、国を滅ぼす非常に危険な毒素」とし「自分で生きていくという精神を持てず、ずっと他人に依存すれば、目を開けたまま国の運命をつぶすこともある」と主張した。来月12日の米朝首脳会談を控え、米国に振り回されないという意志を表したと分析される。労働新聞は7日の論評でも、先月の南北首脳会談で署名された板門店(パンムンジョム)宣言について「我々の民族の力でという思想と民族独立性という原則を核心としている」と明らかにした。