在米大韓帝国公使館開館目前 「ワシントン一帯の韓国文化財をひとつの観光コースに」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.21 14:44
世界外交界の注目が集まっている韓米首脳会談を控えて外交部よりも緊張している政府部署がある。文化財庁だ。22日、ワシントンDCで行われる在米大韓帝国公使館復元開館式に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席する予定だからだ。この日正午ごろに予定されたトランプ大統領との単独首脳会談前後に文大統領がこの地を訪れれば、自主外交象徴物の意味はより大きくなる。金鍾陳(キム・ジョンジン)文化財庁長(62)は「歴史的な現場を復元する過程に参加することになって胸が熱くなる」と語った。
「22日が米国との初めての外交関係樹立日である朝米修好通商条約締結136年の意味深い日であることに加え、今年は高宗(コジョン)皇帝が派遣した初代全権公使の朴定陽(パク・ジョンヤン)が公式業務を始めて130周年になる年です。1910年の庚戌国恥(韓国併合)で建物を日帝に5ドルで奪われた後、107年ぶりに過去の在米公館の歴史的な姿を再開館する日です。当時公館職員だった月南(ウォルナム)李商在(イ・サンジェ)先生の子孫が太極旗を掲揚し、韓国と米国の子ども代表2人が希望のメッセージを朗読する予定です。海外同胞をはじめ300人余りの出席者の感慨はそれは格別だと思います」