外交安保特補の言葉にブレーキかけた文大統領「在韓米軍、平和協定締結とは無関係」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.02 10:51
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が2日、文正仁(ムン・ジョンイン)外交安保特別補佐官の在韓米軍撤収関連の主張に対し、平和協定締結とは無関係であると明らかにした。文特別補佐官の発言によって、米朝首脳会談で非核化議論が進展した場合、在韓米軍撤収問題が本格的に議論される可能性があるという観測が提起されると、文大統領が直接これにブレーキをかけたとみられる。
文大統領は「在韓米軍は韓米同盟の問題だ。平和協定締結とはいかなる関係もない」と述べたとキム・ウィギョム青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官がこの日、記者会見を通じて明らかにした。
あわせて任鍾皙(イム・ジョンソク)秘書室長は文特別補佐官に電話をかけて大統領のこのような言葉を伝えた後、「大統領の立場に混乱をまねかないようにしてほしい」と話したとキム報道官は伝えた。