中国、北朝鮮人材輸入再開の兆し…中朝蜜月で制裁に揺さぶり?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.06 10:22
中朝蜜月が加速している。金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が先月25~28日に訪中し、習近平中国国家主席と会談した後、両当局が後続措置を可視化させながらだ。中国はまず、北朝鮮に対する制裁緩和を行動に移したとみられる。北朝鮮女性労働者約400人が今月1日、延辺(ヨンビョン)自治州和龍市に移動する様子がキャッチされたと北朝鮮専門メディア「デイリーNK」が5日、報じた。国際社会の制裁で中断された北朝鮮の外貨稼ぎが再開されたという信号だ。同メディアは中国の北朝鮮消息筋の言葉を引用して「(北朝鮮に)このように多く来るのは久しぶりのこと」と伝えた。
このような流れについて「国際社会の制裁に隙ができているのではないか」という指摘もある。北朝鮮指導層の訪中は次々と続いている。5日には北朝鮮の代表的な「中国通」に分類される金聖南(キム・ソンナム)労働党国際部副部長が北京に到着して訪中日程を開始した。