引退準備「54点」…老後が危険な韓国人(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.06 09:34
さらに大きな問題は老後準備の両極化だ。財務領域で準備水準が「良好」に入るグループは全体の48.3%、「危険」は32.8%を占めた。2年前に比べて「注意」は全体の18.9%で、9.1%ポイントも減った。
「公的年金-退職年金-個人年金」で構成された3層年金構造のセーフティーネットを組むのにもグループごとに差が大きかった。「良好」グループの個人年金加入率は61.4%だったが「危険」は20.8%に過ぎなかった。退職年金加入率も「良好」グループ(48.7%)は「危険」(15.6%)の3倍ほどあった。月平均の老後貯蓄額も15万ウォン(「危険」)と64万ウォン(「良好」)で差が大きく開いていた。集めたお金が少ないと老後に必要な資金調達も難しくなる。「良好」グループは老後に必要だと予想される最小生活費(199万ウォン)全額を調達することができる。反面、回答者の3分の1に該当する「危険」群は最小生活費(192万ウォン)の18.7%だけしか準備することができない。