韓国ヒップホップはなぜ「女性嫌悪」音楽になったのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.21 15:03
「歌詞を作成したのは事実だが、侮辱しようとしたわけではない」。女性ラッパー「KittiB」(本名キム・ボミ)を侮辱した容疑で書類送検されたラッパー「Black Nut」(本名キム・デウン)の弁護人が今月15日に法廷で述べた言葉だ。「この意見に同意するか」という裁判長の質問にBlack Nutも「同意する」と答えた。これを念頭に置いて問題となった歌詞をもう一度見てみよう。
「俺は実はKittiB写真見て一人Xってみたのさ(曲名『Indigo Child』)」「KittiBの胸みたいに高くそびえ立ったぜ/本物か偽物か横になれば分かるさ(未発売曲)」「やっても食いつきもしねぇ/オマエbitXXは(曲名『Too Real』)」などだ。百歩譲って相手を侮辱する故意的な気持ちがなかったと信じようというのなら、ひょっとしたらそれは一層深刻な問題かもしれない。芸術的苦悩の結果が扇情的な侮辱語だということだ。