<慰安婦TF発表>「韓国内の問題を日本に持ち込む」…知韓派も批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.30 10:26
「韓国が断つべき本当の悪弊」。
29日の朝日新聞のオピニオン面に掲載された箱田哲也論説委員のコラムのタイトルだ。箱田氏は二度の特派員勤務を合わせて計10年間、韓国に滞在した知韓派言論人だ。コラムで箱田氏は、「朴槿恵(パク・クネ)政権のいくつにもならない実績」の一つである韓日慰安婦合意を検証したのは、文在寅(ムン・ジェイン)政権が掲げた「積弊清算」の流れと無関係でないという見方を示した。
箱田氏は「双方が合意文をまとめた後にも文案一つをめぐり日本は修正を要求し、韓国は徹底抗戦して一字一字について10カ月間にわたり対立した結果が慰安婦合意文」と説明した。また「前政権がしたことをすべて悪いと急いで結論を出そうとすれば、韓国政治の悪弊、『報復の悪循環』はいつまでも断つことができないだろう」と主張した。箱田氏は中央日報との電話で「友人としての憂慮と助言」と語った。