外国資本流出より市場金利急騰がさらに心配=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.20 09:08
2度目の金利逆転は2005年8月から2007年9月まで25カ月間続いた。ドットコムバブル崩壊で崩れた景気を回復させるためにFRBは2003年に基準金利を1%まで引き下げたが不動産と株式市場が過熱様相を見せると2004年6月から2年間に17回にわたって基準金利を0.25%ずつ引き上げた。その後2007年9月にFRBが0.5%金利を下げ韓国の年5.0%より低くなった。
2度の金利逆転期に急激な資本流出はなかった。1度目の時は債券市場から資金が抜け出し、2度目の時は株式市場から外国人資金が流出したが、全体の資本流出入はいずれも純流入を記録した。当時韓国の経済状況は良好だった。