주요 기사 바로가기

「世界10位海軍力」米沿岸警備隊を韓国に派遣する理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.19 15:32
0
昨年、北朝鮮の核・ミサイルプログラムが急速に進展して緊張感が高まった韓半島(朝鮮半島)情勢は、最近、南北首脳会談と米朝首脳会談が決まったことでかなり緩和した状況だ。こうした流れの中で忘れられたニュースが一つある。

北朝鮮が国連の経済制裁を避けるために公海上で密かに物資を積み替える行為が相次いで確認され、米国がこれを遮断するために米沿岸警備隊(USCG)を韓半島近隣海域に派遣する方針を固めたということだ。これは先月ロイター通信が報道した。キム・ジンヒョン元合同参謀本部戦力部長(予備役海軍少将)は「米国が中国とロシアの反発を懸念して海軍の代わりに沿岸警備隊を選択したようだ」と述べた。

 
18日現在、ロイター通信のニュースに関連する動きは見られない。政府筋は「米沿岸警備隊の派兵について具体的に把握された事実はない」と述べた。しかし準備はかなり進んでいるようだ。7日に在韓米海軍(CNFK)が公式フェイスブックに公開した写真1枚がその証拠だ。

在韓米海軍司令官のマイケル・ボイル准将が釜山(プサン)在韓米海軍司令部で太平洋沿岸警備隊(PACAREA)副指令官のドゥカトロ准将と共に撮った写真だ。「昨日(6日)ドゥカトロ准将が訪問した」という短い説明だけがある。

ドゥカトロ准将の上官のカーステン・ ニールセン国土安全保障長官(46、女子)は代表団を率いてパラリンピック(9-18日)開会式に出席した。当時、外交筋は「数人の閣僚のうち韓半島業務と直接関係がないニールセン長官を韓国に派遣したのは、韓国も疑惑船捜索など海上遮断の強化に協力してほしいという要請をしたり、沿岸警備隊の配置を真剣に検討しているという信号を発信する目的かもしれない」と伝えた。

在韓米軍側は「協力(partnership)のため」と説明した。政府筋は「時々訪問するが、時期が微妙だ」と話した。在韓米海軍と太平洋沿岸警備隊が韓半島近隣海域への派兵に関する議論をしたという説明が可能だ。

米沿岸警備隊は独特の組織だ。所属は国土安全保障省。韓国の海洋警察のように司法機関の役割をする。海洋での密入国者捜索と逮捕、犯罪者追跡、麻薬・密輸取り締まりなどが沿岸警備隊の主な任務だ。また海洋で人命救助と患者輸送をする。ケビン・コスナー、アシュトン・カッチャー主演の映画『守護神』(2006年)は沿岸警備隊救助隊を扱っている。

米国では陸軍、海軍、空軍、海兵隊と共に5つ目の軍事組織として認められている。米海軍と同じ階級システムを持つ。司令官は星4つの大将だ。独自の士官学校があり、戦時には米海軍の指揮を受ける。

実際、第2次世界大戦では米国沖でドイツの潜水艦に対応する任務を担当した。沿岸警備隊のダグラス・アルバート・モンロー中佐は1942年のガダルカナル島の戦いで、上陸舟艇に乗って機関銃を乱射し、危機の海兵隊員を救って戦死したが、この功労で名誉勲章を受けた。米大統領に同行しながら有事の際には核戦争命令を下す、「核のボタン」を持ち歩く将校団に沿岸警備隊も含まれる。

戦力も強大だ。現役4万992人、予備役3万1000人、警備艦243隻、小型ボート1650隻、航空機201機(2016年基準)を保有している、中小国の海軍よりも強い。

主力の警備艦はカッター(Cutter)と呼ばれる。127メートルの大型カッターのレジェンド級(4600トン)は57ミリ砲1門にファランクス対空近接防御システム1門、機関銃6門を装着している。米海軍が使用する先端レーダーとセンサーが付いているが、理論的には必要な場合さらに強い武装が可能だ。沿岸警備隊が「世界10位に入る海軍力」という評価は訳もなく出てきたのではない。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    「世界10位海軍力」米沿岸警備隊を韓国に派遣する理由

    2018.03.19 15:32
    뉴스 메뉴 보기
    在韓米海軍司令官のボイル准将(左)が6日、在韓米海軍(CNFK)司令部を訪問した太平洋沿岸警備隊(PACAREA)副指令官のドゥカトロ准将と記念写真を撮影している。(写真=在韓米海軍)
    TOP