延坪島砲撃事件の背後も金英哲氏…「訪韓反対」の国民請願(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.23 10:21
韓国海軍将兵46人が亡くなった韓国哨戒艦「天安(チョナン)」爆沈事件は2010年3月26日夜、起きた。その1カ月後である4月26日、金正日(キム・ジョンイル)総書記が586軍部隊を訪れた。労働新聞の報道だ。当時、金正日総書記を案内した軍要人は金英哲(キム・ヨンチョル)上将(大将と中将の間)だった。586軍部隊は偵察総局だ。金英哲氏が偵察総局長だった。偵察総局は対南・海外攻撃、テロ、工作と韓国内諜報を収集する北朝鮮内先鋒組織だ。
軍当局は韓国哨戒艦「天安」爆沈を西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)一帯を担当する北朝鮮軍4軍団と偵察総局の仕業と見ている。情報当局は金英哲氏の偵察総局が韓国哨戒艦「天安」爆沈だけでなく、2010年11月延坪島砲撃事件、2013年3・20サイバーテロなど各種挑発を主導した組織だと判断した。