韓国経済、年初から通商・雇用・景気・成長の4重苦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.19 15:41
韓国経済が年初から試練を迎えている。韓国産鉄鋼の米国輸出がふさがる危機に直面し、韓国GM事態と最低賃金上昇で雇用状況がさらに悪化するという懸念が強まっている。回復傾向だった景気は勢いが弱まるという声が聞かれ、2030年には潜在成長率が1%台に落ちるという予想までが出てきた。
米商務省は旧正月連休中だった16日(現地時間)、鉄鋼・アルミニウムに対する高関税またはクオータ(割当)賦課を提案する内容の報告書をホワイトハウスに提出した。通商拡大法232条は国家安保に脅威を与えると判断されれば輸入制限ができるよう規定している。すなわち、輸入される鉄鋼とアルミニウムが米国の安保を脅かすだけに規制を加えてもよいという論理だ。