<平昌五輪>日本のシュート107本を防いで全身あざだらけ…南北合同チーム戦力の8割はGK
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.02 15:20
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平昌五輪南北合同チームのGKシン・ソジョンは昨年7月に江陵で行われたスウェーデンとの親善試合(1-4敗)で有効シュート58本のうち53本を防いだ。
「私の誕生日だけど…歯が痛い」。北朝鮮女子アイスホッケー代表の主将チン・オク(28)は先月29日、虫歯による痛みを訴えた。平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)女子アイスホッケー合同チームに加わった北朝鮮選手12人は先月25日に鎮川(ジンチョン)選手村に到着した当時、「何も言うことはない」と警戒心を見せていた。
しかし大韓体育会が歯科専門医を呼んでチン・オクの歯を治療し、その日の晩に韓国選手がサプライズ誕生日パーティーまで開くと、北朝鮮選手たちの態度が少しずつ変わり始めた。北朝鮮の選手は国際オリンピック委員会(IOC)から提供されるため装備を持たずに韓国入りした。大韓アイスホッケー協会が選手別に装備を合わせると、北朝鮮選手たちの心の壁も崩れた。ロッカールームではK-POPが流れ、南北の選手は年齢の話をしながら「先輩」「後輩」を確認し始めた。