文大統領「南北合同チーム構成、選手たちの立場をそこまで考えられなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.31 14:00
文大統領は最近、2030世代の強い反発を引き起こした女子アイスホッケー南北合同チームの構成をめぐる論争に関して「合同チームを構成すれば南北関係を改善して平和オリンピック(五輪)のために良いと考えたが、選手たちの立場をそこまで事前に考えることができなかった。数字の問題でなく一人ひとりが重要だ」として遺憾の意を明らかにした。
文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開いた長官・次官ワークショップで「多数が賛成しても反対する少数が強硬であれば難しい。少数だと無視せず、事前に説得しようとする努力が必要だ」と述べた。文大統領が女子アイスホッケー合同チームをめぐる論争に対して直接言及したのは今回が初めてだ。最近、李洛淵(イ・ナクヨン)首相が「女子アイスホッケーチームはメダル圏でない」という発言で反感を買ったことをはじめ、アイスホッケー合同チーム問題で政治・社会的問題が拡大し、大統領の支持率も下り坂になると文大統領が直接収拾に出たと見られる。