李洙勲駐日大使「慰安婦合意、傷に触れればぶり返す」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.23 08:12
李洙勲(イ・スフン)駐日大使が韓日慰安婦合意に対する追加措置に関連し、「長い呼吸で眺めて長期的に接近しなければいけない」と述べた。「慰安婦問題はその(2015年)合意でも解決できないが、韓日間で追加のいかなる努力を共にするのは本当に難しい」と話しながらだ。
李大使は15日、東京現地で韓日記者団交流プログラムに出席した外交部担当記者らと会い、慰安婦合意をめぐる韓日間の葛藤状況についてこのように語った。李大使は「正確な例えかは分からないが、何度も解決しようとするのは、傷はそっと置いておくのがよいが、それを貼ったり剥がしたりしているうちにぶり返すのと同じ」とし「(葛藤が)さらに深まらないように、イシューにならないように縫合というか、そのようなことが必要だ」と述べた。さらに「THAAD(高高度防衛ミサイル)型の解決法とも見ることができる」と説明した。葛藤の震源地(慰安婦合意)は現状態で置いておき、協議可能な事案から処理するということだ。