19日、日本社会の耳目は官房機密費公開に対する最高裁判所の判決に集まった。官房機密費は政権のナンバー2で首相を補佐する官房長官が「国政運営に必要だと判断して」使うお金だ。具体的な用途を明らかにしなくてもよく、領収書も必要ない。日本で「権力の潤滑油」とも呼ばれる日本版の「特殊活動費」だ。
情報収集費、海外出張議員激励金、国会対策費などに使われるというが、公開されたことはなく正確に知っている人はほとんどいない。そこで過去には「与野党の議員抱き込みに使った」「洋服を買って同窓会費を出した」という暴露と政争の素材になった。野党もその必要性自体は認める。2009年に政権交替に成功した民主党も執権前には「機密費大幅削減、一定期間後に用途公開」を約束した。だが政権を取った後には「すべてをオープンにしなければならない根拠はない」と言葉を翻して非難を買った。