現代自動車、過去最大90万台をリコール
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.28 09:38
現代(ヒョンデ)自動車が過去最大規模のリコールを実施する。2004年1月から2013年12月までに販売された「NFソナタ」51万265台と、2004年9月から2010年12月までに販売された「グレンジャーTG」40万5018台が対象だ。両車種合わせて91万5283台をリコールするもので、これまで最大のリコールは2013年に「アバンテ」など現代・起亜(キア)自動車19車種を対象にした82万台だった。
国土交通部自動車政策課のパク・デスン課長は「現代自動車側からリコールをすると申し出があり、来年1月4日から対象車両に対するリコールを実施することにした。すでに生産終了した車種だが、車両の老朽過程で欠陥が見つかったもの」と話した。今回のリコールは現代自動車部長だったキム・グァンホ氏が提起した部分とは別だ。キム氏は現代自動車のエンジン欠陥とリコール未実施などを国土交通部、国民権益委員会、米運輸省などに申告し、これを受けシータ2エンジン、トレーリングアーム、DPF損傷の可能性などが提起され、現代・起亜自動車は今年約123万台に対しリコールを実施した。