韓国産の地対空ミサイル、海外からも関心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.27 08:59
軍が韓国型ミサイル防衛(KAMD)の核心武器である天弓(M-SAM)ブロック2を来年から量産する。新型国産地対空迎撃ミサイルの天弓ブロック2は200発以上生産される可能性もあるという。
防衛事業庁は26日、宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官の主宰で防衛事業推進委員会を開き、「鉄鷹II性能改良量産事業」推進法案を確定した。「鉄鷹II性能改良」は天弓ブロック2生産事業の名称だ。政府関係者は「今日の防衛事業推進委員会で天弓ブロック2に関する生産日程を確定したが、正確な内容は軍事機密であるため明らかにできない」と述べた。
軍は天弓ブロック2の砲台を6-8基配備する計画だ。1基は射撃統制所、多機能レーダー、3台の発射台車両などで構成されている。1台の発射台車両にはミサイル8発まで搭載できる。砲台1基はミサイル24発を搭載でき、8基の砲台を配備すれば最大192発、予備用ミサイルを含めて200発以上の生産となる。