北朝鮮、1969年には米偵察機を撃墜したが… 「今はできるか疑問」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.26 14:33
北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が25日(現地時間)、米国のB-1B戦略爆撃機作戦の実施に対して「宣戦布告をした以上、今後は米国戦略爆撃機が領空を越えないとしても任意の時刻に撃ち落とす権利を含め、すべての自衛的対応権利を保有することになるだろう」と述べて戦闘機撃墜に対して強気出ている中、これに関する分析が複数出ている。
米国の日刊紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は李氏のこの日の発言をついて「今回の発言は、平壌(ピョンヤン)とワシントンが意図しなくても、可能な武力衝突に向かって疾走しているという恐怖をより一層大きくした」との評価を出した。専門家らは李氏の発言を単なる「言葉の爆弾」として認識するべきではないと警告した。
ジョンズ・ホプキンス大学韓米研究所のク・ジェフェ所長は「米国は北朝鮮と一種の衝突に、危険なほど近づいている」とし「我々がこの道を進み続ければ、偶発的な交戦もあるかもしれない」と懸念を示した。かつて北朝鮮が米国の偵察機を撃墜した前例があるだけに、これを聞き流してはいけないということだ。