韓国検察、「朴槿恵前大統領に会ったが調査を拒否」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.26 17:04
国家情報院の特殊活動費を私的に使った容疑を調査中である検察は朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する取り調べが失敗に終わったと明らかにした。検察関係者は26日「ソウル拘置所調査室で朴前大統領と直接面談して取り調べに応じることを求めたが、健康上の理由で取り調べに応じないという立場を明らかに伝えた」と明らかにした。この関係者は「法に定められている手続きにしたがって朴前大統領の追加容疑に対する証拠を検討して起訴するかどうかを決める」と付け加えた。
ソウル中央地検のヤン・ソクジョ特捜3部長など検事2人、捜査官2人はこの日午前8時30分ごろ、京畿道義王市(キョンギド・ウィワンシ)ソウル拘置所に到着して取り調べの準備をした。特捜3部は国家情報院の特殊活動費の青瓦台(チョンワデ、大統領府)上納疑惑の他にも保守団体の支援リストである「ホワイトリスト」疑惑の捜査を担当している。