韓経:韓国企業の海外進出1位はベトナム…「24年のブラックホール」中国抜いた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.13 10:48
韓国企業が海外に新規法人を出す時に最も人気の国はベトナムであることがわかった。1992年から24年間にわたりブラックホールのように韓国企業を吸い込んできた中国は今年に入って初めて人気1位の座をベトナムに渡した。脱中国、ベトナムラッシュの傾向がくっきりとしている。
韓国輸出入銀行が12日に明らかにしたところによると、上半期の海外の国別新規法人数でベトナムが327社で1位となった。中国が299社、米国が259社で後に続いた。昨年まで不動の1位が中国だった点を考慮すると意味ある変化だというのが専門家らの分析だ。国別総投資金額基準では上半期に中国に10億ドルが投資され、ベトナムには9億2632万ドルが流入した。昨年の中国とベトナムへの投資額がそれぞれ33億ドルと22億ドルだった点を考慮すると格差は大幅に減ったことになる。
これまで韓国企業の海外進出は中国を中心に行われた。1992年に韓国と中国が国交を締結するとすぐ同年から海外新規法人数1位は米国から中国に変わった。その後昨年まで24年間1度も1位の国は変わらなかった。2002年に韓国とベトナムが国交を結んだが韓国企業の関心は依然として中国に傾いていた。