韓国から運んだ「ニューロッテエンジン」 米南部に108メートルのタワー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.12 14:10
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最近のレイクチャールズ工事現場。赤いリンガークレーンの解体作業が行われている。(写真=ロッテケミカル)
6日(現地時間)、テキサス州やルイジアナ州など米国南部一帯には冬の雨が降った。テキサス州ヒューストン空港から2時間ほど車に乗って東に走る間、あちこちに8月のハリケーン「ハービー」が残した傷あとが見られた。ルイジアナ州に入ってから30分ほどさらに進むと、人口7万人の都市レイクチャールズに到着した。ロッテケミカルが昨年6月に建設を始めたエタン粉砕とエチレングリコール (EG)生産工場は遠くからでもすぐに分かる。この地域で最も高い108メートルの構造物があるからだ。
ロッテケミカルのファン・ジング常務は「1600トンにのぼるウォシュタワーという構造物だが、国内で製作されて1カ月半かけて船で運び、9月末に設置を終えた」と述べた。ロッテケミカルが計30億ドル(約3兆ウォン)を投入し、来年10月の竣工を目標に建設しているグローバル前哨基地だ。流通・製菓に力を注いできたロッテの成長動力を化学に見いだそうとする辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテ会長の意志を反映しているところだ。