「半導体好況はさらに続く」…投資増やす日米、韓国は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.11 09:12
半導体好況がその他の国内産業の不況を隠しているという「半導体錯視論」が出てくるほど半導体産業が超好況だ。こうした半導体の「スーパーサイクル」はいつまで続くのだろうか。
ひとまず情報技術(IT)分野の専門市場調査会社であるICインサイツの見通しはバラ色だ。結論から言えば「スマートフォンのようなモバイル需要が減っても自動車とモノのインターネット(IoT)がこれに代わり半導体好況を相当期間引っ張っていくだろう」だ。
ICインサイツは最近出した報告書で見通しの根拠を数値で提示した。報告書によると自動車用半導体売り上げは今年280億ドルに達する見通しだ。前年の229億ドルから約23%増加した水準だ。この市場は年平均13.4%ずつ大きくなり2021年には429億ドルまで増える見通しだ。自動車が巨大なIT機器になり半導体の核心需要先に浮上するという話だ。