韓国GM社長「撤収説の払拭のために黒字転換に集中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.01 16:05
韓国GMのカハー・カゼム(Kaher Kazem)社長が韓国市場撤収説を払拭させるために黒字転換に集中すると明らかにした。ただし、撤収の可能性に対する答えは避けた。
就任3カ月を迎えたカゼム社長は30日、記者会見で「うわさ(撤収説)を払拭させるのも大変重要なので、このために様々な努力をしている」とし「役職員全員が黒字転換に集中して持続可能な未来を準備していく」と話した。
会社側が否定しているにもかかわらず、絶えずGMの韓国市場撤収説は浮き彫りとなっている。グローバルGMが大々的な構造調整を行っているうえに、韓国GMも内需・輸出ともに振るわず、労使対立、通商賃金をめぐる問題、工場稼動率の下落などの悪材料に苦しめられているためだ。カゼム社長もこの日「韓国GMは3年連続相当な赤字を記録しているが、これは受け入れ不可能な状況」と分析した。