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ネパール大地震の教訓…韓国政府、バリにチャーター機派遣し266人帰国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.01 15:00
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インドネシア・バリの火山噴火で現地に足止めされていた韓国人旅行客266人が、政府が準備したチャーター機に乗って1日午前、帰国した。

韓国外交部は1日、「昨夜インドネシア・スラバヤの空港を出発したアシアナチャーター機が今朝7時19分に無事に仁川(インチョン)国際空港に到着した」と明らかにした。また「これとは別に大韓航空の特別便を通じてバリにいた国民179人が昨晩午後9時20分に仁川に到着した。きょう午前9時30分のガルーダ航空便でも544人がバリから追加で帰国した」と説明した。

 
政府が大規模災害や事故が発生した海外から国民を輸送するためにチャーター機を用意したのは今回で3回目だ。2014年8月リビアでイスラム武装組織間の衝突が激化した時、清海(チョンヘ)部隊所属の駆逐艦「文武大王」とジョージアン・エアウェイズおよび大韓航空の特別機を使った。2015年4月、ネパール大地震が発生した時も大韓航空特別機が投入された。

今回のバリ火山噴火によりバリ国際空港が一時的に閉鎖(11月27日)されてから3日で迅速にチャーター機を準備できたのは、ネパール大地震の時の教訓が活かされたためだ。当時、修学旅行中だった学生が現地で足止めされた状況で余震が続くなど危険な状況が続いたが、政府レベルでの対応が迅速に行われなかった。連絡が円滑ではなくて不便を強いられる場合が多く、ネパールに就航している韓国籍飛行機が週に1~2回しかなかった状況で、チャーター機を派遣するまでに6日もかかった。外交部に予算がなかったため他の部署の費用を当てる事態にもなった。

この時の教訓を活かし政府は直ちに予算確保に乗り出した。2016年チャーター機の費用だけで15億ウォン(約1億5600万円)を確保した。費用は飛行距離次第で変わるが、5億ウォンなら中東地域まで運航が可能な点を勘案したもので、年3回チャーター機を投じる状況を仮定した。外交部は続いて昨年6月にはアシアナと業務協力約定も結んだ。今回投入されたチャーター機は該当の予算を使った初めての事例だった。

無事に帰国した旅行客はほっと一息ついている。家族旅行のためバリを訪問していたというイ・ファスクさん(60)は「一人で動くこともできずニュースを見ても何がなんだか分からなかった」とし「自分の家に帰れることが何より良い」と安堵の表情を浮かべた。

もともと11月28日に帰国して、30日から出勤する予定だったペク・ウォンビンさん(35)は「ニュースを見て状況を知り、手段や方法をあれこれ駆使して帰国しようとしたが交通手段がなくてうまく行かなかった」とし「大変なことになるところだったが、大使館に電話したところ親切に案内してくれ、支援もしてもらえたので本当によかった」と笑った。京畿道華城(キョンギド・ファソン)のパク・チャンウさんは「空港も閉鎖されて不安だったが、政府の支援を受けて移動し、韓国行きの飛行機が待っているのを見て『ああ、私は大韓民国国民だ、政府から守られている』という気がした」と話した。

だが、バリからスラバヤまで移動する過程で困難もあった。政府は空港がすべて閉鎖されたため11月29日にバスを用意した。これに乗って韓国旅行客約220人が陸路と海路を利用して15時間かけてスラバヤまで移動した。政府は29日午後遅くチャーター機の編成を決めた。バリに残っていた他の旅行客は、その間に大韓航空が特別機の運航を決めたためバリから仁川に直帰することができた。これについて外交部関係者は「政府がバスの投入を決めた時は火山の噴火が差し迫っていて非常に危険な状況だった。いつバリ空港が再開されるのか予想できなかった。大韓航空の特別機運航も我々がチャーター機の準備を決めた後に決まった」としながら「結果的にはバリに残っていた方々が苦労もなくすぐに帰国することができたが、政府としては多少時間がかかっても国民の安全を最優先して守るような方法を選ぶしかない」と説明した。

友人とバリ旅行をしていたコ・ハンウクさん(61)は「予想外の陸路と海上を通り、心の落ち着かないの見物もして、辛いヒーリングもした」と冗談を言いながら笑った。友人のキム・グヒョンさん(61)は「それでも友人と15時間一緒にいながら笑いながら過ごした。それが友人の力で、このような中でも大きな慰安になった」と語った。

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