韓半島専門家ら「平昌五輪の参加を説得する対北朝鮮特使を送ろう」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.24 15:08
23日、財団法人「韓半島(朝鮮半島)平和作り」発足記念学術会議で参加者は北朝鮮の非核化達成と韓半島の平和作り案を議論した。約3時間にわたって行われた学術会議で約60人の専門家が多様な見解を出した。発表に出た東国(トングク)大北朝鮮学科のキム・ヨンヒョン教授(元国政企画諮問委委員)は「北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)とパラリンピック参加に向けた対北朝鮮特使を至急送らなければならない」と主張した。国立外交院のチョン・ボングン教授は「北朝鮮と核交渉をする時、国内と米国を説得するためにも韓半島の非核化と平和体制のためのロードマップを作って準備しなければならない」と話した。韓半島に平和を作るためには北朝鮮の非核化をまず推進しながらも北朝鮮の実体を認める必要があるとの意見も出た。以下は主な発表の要旨。
◆キム・ヨンヒョン教授=「韓半島全体の問題を議論する対北朝鮮特使の派遣は難しいが、範囲を五輪に絞って送れば可能だろう。また、習近平中国国家主席が必ず五輪に参加できるように外交力を発揮しなければならない。平昌五輪期間の間、韓半島の緊張を和らげ、全般的な流れを管理すれば(北核)状況はもう少しより良い方向に向かうだろう」