成田を抑えた仁川空港…米航空会社が「日本スルー」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.20 07:52
米国の航空会社が韓国の「空」に注目している。仁川(インチョン)空港が旅客・物流のためのインフラを整備していて中国へのアクセスも良いという点で、アジアのハブ空港として競争力が高いということだ。
大韓航空と米デルタ航空は米国運輸省(DOT)から太平洋路線「ジョイントベンチャー」施行の最終承認を受けたと19日、明らかにした。ジョイントベンチャーとは2社以上の航空会社が一つの会社のように特定路線を共同で営業、運営して収益や費用を共有することを意味する。一部の座席と搭乗手続きカウンター、マイレージなどを共有する共同運航(コードシェア)よりも高いレベルの協力システムだ。大韓航空の関係者は「路線の効率化と航空券の共同販売、マーケティング拡大、荷物の連結などサービス一元化、航空貨物協力などを通じてコストを抑えることができる」と説明した。