北朝鮮軍が40発の銃撃も…韓国側は対応射撃せず(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.15 09:44
◆韓国側の対応
この過程で韓国軍の対応射撃はなかった。北朝鮮が停戦協定を違反すれば韓国は軍事停戦委員会を通じて抗議し、是正を要求できる。
軍事停戦委は協定当事者の国連司令部から5人、北朝鮮と中国軍側の5人で構成される。軍関係者は「交戦守則には、脅威を受けた場合は比例的に対応するという原則がある」とし「我々の哨兵が銃撃を受けず、銃撃が瞬間的に終わったので問題はない」と主張した。しかし国会国防委員会で自由韓国党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員は「北側が我々の方に銃を撃ったが、これに我々が応射していれば、北の亡命兵士の負傷も軽くなっていたはずだ」と指摘した。宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は「瞬間的に発生したものであり、状況が持続していれば判断して応射をしただろう」と答えた。