韓経:「対北軍事オプション」取り上げなかったトランプ大統領…青瓦台「北核平和的解決を再確認」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.08 09:20
7日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた韓米首脳会談は、最大の懸案である北朝鮮の核・ミサイル挑発問題をめぐり同盟次元の堅固な共助を確認した契機になったというのが専門家らの評価だ。北朝鮮を非核化対話の場に引き出すために「圧倒的力」の優位に基づいた圧力と制裁基調を維持するということに両国首脳が一致し、共助計画を具体化したためだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領は首脳会談で「北朝鮮のいかなる追加挑発も韓米同盟の確固かつ圧倒的対応に直面するだろう」と警告したと青瓦台のユン・ヨンチャン国民疎通首席秘書官が伝えた。
特に対北朝鮮軍事オプションまで取り上げてきたトランプ大統領がソウルに来て文大統領の北朝鮮の核問題平和的解決原則に支持と同意を繰り返し示した点に意味があるというのが外交専門家らの診断だ。文大統領は「いまは圧力と制裁に集中する時期」という考えを明確にし、米国との歩調を維持した。文大統領は共同記者会見で「韓半島(朝鮮半島)平和体制構築はいまは話す時ではない。北朝鮮の挑発を中断させ対話に導くのが喫緊の課題」と明らかにした。