<トランプ訪韓D-8>「北核共助で韓国ほどのパートナーはいない点を刻印させるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.30 09:05
西江(ソガン)大学政治外交学科のキム・ヨンス教授は29日、「首脳会談は一つの大きなショー」と述べた。ただし、「生中継ではなく、収録放送で流す点が重要だ」と強調した。雑音が出そうな内容は事前調整しなければならず、両首脳がカメラの前に立つ時は不必要な解釈の余地がない明瞭なメッセージと行動を示すべきだという趣旨からだ。
韓国の外交安保専門家10人は、北核問題で両国が「最高の相性」を示す必要があると強調した。ドナルド・トランプ米大統領がツイッターを通じて文在寅(ムン・ジェイン)政府の北朝鮮政策を「宥和主義(appeasement)」と表現するなど、韓米間の北朝鮮アプローチ方法に異見がみられる状況があるためだ。
キム・ヨンス教授は「米国側が確固たる『核の傘』提供公約を明らかにし、両側は詳細に入るよりは『韓半島の平和のために核はダメだ』という大きな原則を改めて明言する方が良い」と述べた。また「文大統領は『トランプ大統領の考えが私の心』と述べて米国の北朝鮮圧迫作戦を評価し、『安保と平和で我々は家族も同然』というメッセージを共に出す必要がある」と助言した。国立外交院のシン・ボムチョル教授は「具体的に米軍戦略資産循環配備について作戦計画を練る等の一歩進んだ約束が出ると良い」と語った。