スマートエネルギー技術で「ICT平昌五輪」を輝かせる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.24 14:26
先月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はロシア歴訪に先立ち、ロシアメディアとのインタビューで「今回の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を全世界が経験したことのない最先端の情報通信技術(ICT)五輪にしたい」と強調した。文大統領が言ったようにあと100日前に迫ってきた今回の平昌五輪は第4次産業革命に似合う多様なICTが適用される見通しだ。代表的なのがエネルギー運営分野だ。
数多くの観衆と全世界の取材陣が集まる五輪は莫大な量の電力供給が必要だ。成功的な五輪開催に向けて一日にも数十回の競技が行われる競技場から暖房・上下水道のようなインフラ、選手村・医療施設、リアルタイムで競技状況を生中継する放送センターまで安定的で持続的な電力を供給することが欠かせない。このような電力供給を総合的に制御・計測・管理するのはゼネラル・エレクトリック(GE)のエネルギーモニタリングシステム(EMS)だ。
EMSは電力供給すべての過程で電力の過負荷、供給不安定など多様な問題の原因を迅速に診断して解決するようにサポートする。主要施設の電力使用量と供給状態をリアルタイムで確認して分析することができるためだ。このようなシステムを構築して運営するのは122年の五輪歴史上初めてだ。今回の大会が「スマートエネルギー」五輪になるだろうと期待される理由だ。