米国でも苦戦する現代車…市場シェア8年ぶり最低
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.16 08:52
現代・起亜自動車の苦難が続いている。特に米国市場で不振だ。先月も販売が減少し、市場シェアが8年ぶりの最低水準となった。「THAAD(高高度防衛ミサイル)報復」で最悪の不振に陥った中国市場よりも状況が深刻だという指摘もある。
現代・起亜車によると、現代車は9月に米国で5万7007台を販売した。これは前年同月(6万6610台)比14.4%減。起亜車が前年同月(4万9220台)比6.6%増の5万2468台を販売するなど善戦したが、現代・起亜車全体では5.5%減少した。1-9月の累積販売台数も96万9670台と、前年同期(107万9452台)比10.2%も減少した。販売不振が長期化しているのだ。
市場シェアの変化をみると不振はさらに浮き彫りになる。今年1-9月の累積販売台数を基準に現代・起亜車の米国市場シェアは7.5%。前年同期の8.2%から0.7ポイント減少した。これは2009年(シェア7%)以来8年ぶりの最低水準。競合他社との差はさらに広がっている。シェアの順位は依然として7位を維持しているが、6位のホンダとの差が昨年の1.2ポイントから2.1ポイントに拡大した。