韓国通商交渉本部長「米国の韓米FTA廃棄の圧迫はいつでも現実化しうる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.28 15:43
韓国の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長は27日(現地時間)、「米国の韓米FTA(自由貿易協定)廃棄はただの『ブラフ(ハッタリ)』ではなく、実質的な威嚇であり、今後いつでも現実化しうるという判断を固めた」と述べた。
金氏はこの日、ワシントン特派員との記者懇談会で「最近10日間、ワシントンに滞在してホワイトハウス関係者や22人の上・下院議員および関連業界代表に広く会って話を聞いた結果、彼らは米政府が今後の協議過程でいつでも廃棄の圧迫をかけてくるという一致した意見を我々に伝えた」とし「これを勘案して廃棄の圧迫を効果的に封じ込める方法を模索しながら改正交渉に対しても綿密に備えたい」と明らかにした。韓米FTAの第2回共同委員会は来月4日、ワシントンで開催される。