<東芝メモリ買収>アップル効果…ハイニックス連合軍、土壇場で笑う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.21 09:06
東芝と合弁会社であることを前面に出した米国のウエスタンデジタル(WD)、そして300億ドル(約3兆4250億円)をベッティングした台湾の鴻海を韓日米連合はどのようにはねのけたのだろうか。
業界では2種類の戦略が奏効したものと分析する。ひとつはアップルの購入力、いわゆる「バイイングパワー」だ。 アップルは先月末に3000億円を出資することにして韓日米連合に加勢した。アップルはiPhoneとiPad用のメモリを東芝から年間1兆円相当ずつ輸入する最大顧客だ。市場では「そうでなくても供給者中心に再編されるNAND型フラッシュ市場が均衡を失うかと思い大口顧客のアップルが(ビッグ2の登場を)牽制した」との分析が出た。NAND2位である東芝と3位であるWDのシェアを合わせると32%でサムスン電子をおびやかす企業となる。